エンジニアとして活躍する道には、主に自社開発、受託開発、客先常駐の3つのアプローチがあります。同じエンジニアでも、この3コースのうちどれを選択するかで活躍の仕方も若干変わってきます。

自社開発の場合、企画の立案からエンジニアは関わります。
まずは社内のメンバーやクライアントなどからヒアリングして、どんな商品を求めているかリサーチします。マーケティングしてどんな商品を作れば課題をクリアできるか企画立案して、企画をベースにシステム開発を進めていく流れです。
システムが出来上がったら終わりではないところも、自社開発の特徴です。ユーザーの感想を聞いて、改良すべきところは改良していきより良い商品を作り上げていきます。ユーザーの反応をダイレクトに実感できるのが、自社開発案件の大きな醍醐味です。

受託開発は、クライアントからの発注を受けて初めてプロジェクトが動き出します。クライアントの求めるものを作り上げるのがエンジニアの役割なので、クライアントと打ち合わせを行ってどんなシステムを作ればいいか検討していきます。打ち合わせの後で見積もりを作り、予算のすり合わせを行うのも受託開発ならではです。
クライアントが希望する納期を設定するので、それまでに間に合わせるのも受託開発案件の特徴の一つです。中には短期納品を強いられ、厳しいスケジュールの中で作らないといけない場合も出てきます。

客先常駐は、取引先にエンジニアを常駐させるのが働き方の特徴です。取引先でシステム開発をするのですが、期間としては短くても数か月・場合によっては数年単位で常駐する場合もあります。